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[851]名無しさん(ザコ):2008/05/11(日) 16:13:50 ID:AWjtqsW60
もう一歩だけ勘ぐれば
タイミングが良過ぎたのではなく、ギリギリのタイミングであった.
コキントウ訪日の当日コキントウがレンタル了解の発表をすると、中国外交部から日本政府へ指令がきた.
「幾らなんでも初七日も待たず、これを公表すれば国民から抗議の声が上がりかねない.上野に何とかならないか問い合わせろ」
飼育員は何とか一日でも長く...と必死に粘ったが、初七日からさかのぼった、その日...足音だけが集中治療室を遠ざかっていった.
S A Y O N A R A . . . . . . リンリン

737 名前:名無しさん@八周年[] 投稿日:2008/05/10(土) 02:08:37 ID:wnaXJo5b0
リンリンは北京動物園で生まれたパンダ。16年前に日本にやってきました。
今までたくさんのお客様に会って、「かわいいなあ」と言われて愛されてきました。
でも、今年で22歳です。人間で言えば70歳のおじいさんです。
「最近、体が重いなあ…」 リンリンは最近、寝たきりです。
優しい飼育員さんはそんなリンリンのために注射をしてくれました。
注射をしてもらうと、ちょっとだけ楽になりました。それでも体は重たいままです。
とうとうリンリンはお客様と会えなくなりました。
ある日、教育普及係長がリンリンの所にやってきて、こんな事を言いました。
「リンリンはもうダメだな。こんなんじゃ展示もできない。中国から新しいパンダをもらおう。」
リンリンはちょっと悲しくなりました。
次の日、優しい飼育員さんがまた注射をしにきてくれました。
でも、今日はなんだか様子が違います。飼育員さんがボロボロと泣いています。
「リンリンごめんね、ごめんね」そう言って、飼育員さんはリンリンに注射を打ちました。
「!!! 苦しい!!」リンリンは体中が痛くなりました。
「おかしいな! いつもなら、注射をしてもらったら、楽になるのに…………………」
リンリンは死んでしまいました。
でも、天国のリンリンは、悲しくありませんでした。
「きっと、僕を愛してくれたお客様たちは、
これからも僕の事を覚えていてくれるだろうな。」 そう思ったからです。
でも、天国のリンリンが地上を見下ろすと、あんなに愛してくれたお客様たちがこう言っています。
「前のパンダが死んだんだから、早く新しいパンダを用意しろ!」
「そ、そんな……」 リンリンは泣きました。もう、誰もリンリンの事を愛していないのです。
今もリンリンは天国で泣いています。
「どうか、僕を忘れないで……」 そう言いながら泣いています。
壊れた道具のように、パンダを扱わないでください。
どうか、どうか、リンリンを忘れないで下さい。



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