告知欄です

1- レス

このスレを見た瞬間にコピーしているモノをペーストするスレMk6


[358]名無しさん(ザコ):2009/05/16(土) 03:58:01 ID:pC1Q8zFg0
8 : ななしのよっしん :2009/03/22(日) 17:26:39 ID: ltwWVkqVYkまるで特徴が何いのが特徴のような女性であった。目立つところなど何一つなく、かろうじて記憶に残るようなものは頭部に二つの大きなリボンが咲いていたことだけ。
だが、彼女が口を開いた時、世界の法則が乱れた。彼女が歌いだしたのだ。
それは音程が欠片も無いという世にも奇妙な歌声であり、聞く者を耳から不安定にさせる音の暴力であった。
ズゴーという、奇妙な音を鳴り響かせ人々がバランスを崩してゆく。
そんな中で、わたしは閉じゆく彼女の瞳に心を奪われた。
瞬きの一瞬。1秒にも満たない閉じゆく彼女の瞳に崇高な恐怖を感じた時。
わたしは自分のことを愚民と称し、膝をつき大地に額をこすりつけて従属を誓っていたのだった。


名前

E-mail



0ch BBS 2005-06-05